【リーマン投資速報,米国編】’23.10.13 JST

米国相場:CPI発表 まだインフレは終わっていない 主要3指標反落

おはようございます。今週もきました、週末です。最終日の金曜日、みなさんいかがお過ごしでしょうか。今週もいろいろあったかと思いますが、締めくくりの日なんとか乗り切っていきましょう。

まず自己紹介です。
私は40代のサラリーマンで、投資を始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ投資の勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。

投資対象は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いております。
*ポートフォリオ公開もしておりますので、参考にしてください。
ポートフォリオURL

また基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は反落となりました。

S&P500 0.62%↘
NASDAQ 0・63%↘ (NASDAQ100 0.37%↘)
NYダウ   0.51%↘


次に、今週の主な経済指標発表は以下の通りですが、昨夜はPPI生産者物価指数が発表されました。

10.11 生産者物価指数PPI(食品・エネルギー除くコア)前月比
        予想0.2%    前回0.2%    結果0.3%
10.11 生産者物価指数PPI 前月比
        予想0.2%    前回0.7%    結果0.5%

10.12 消費者物価指数CPI(食品・エネルギー除くコア)前月比
        予想0.3%    前回0.3%    結果0.3%
10.12 消費者物価指数CPI 前月比
        予想0.3%    前回0.6%    結果0.4%
10.12 新規失業保険申請件数
        予想210千件    前回209千件  結果209千件

10.13 ミシガン大学消費者信頼感指数
        予想67.4    前回68.1    結果

昨夜はCPI消費者物価指数が発表されました。
前回値よりも上回ることはありませんでしたが、それでも予想と一致 もしくは 予想を超えた数値となりました。まだインフレは終わっていなかったのか・・・という結果になりました。

*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

これにより 年内の金利上昇はあと1回はある という見方が強くなってきました。

次に国債です。
前述のとおり、金利上昇 イコール 国債利回り上昇 となりますので、国債価格としては下落します。

よって私が保持している20年国債ETFは ご覧のとおり大きく下落しており 一昨日の上昇分をすべて飲み込んだ下落幅になってしまいました。。。
昨夜の希望に満ちた今後の観測はなんだったのか。。。

20年国債ETF     TLT : 2.71%↘
20年国債ブル3倍ETF TMF : 8.24%↘

基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
 逆に   利回りが下落すると国債価格は上昇します

私の投資対効果は またトンネルの先のかすかな光さえ 見えなくなってきました。。
これは長丁場の戦いになりそうです。
TLT:-27.08% TMF:-67.79%

これは注意点ですが、私のように含み損を大きく抱えないように、買うときには以下を決めたうえで買うことを強くおススメします。
・買う理由 ・利益確定ライン ・損切りライン
*基本的に買った理由のストーリーからずれた場合は、損切りしたほうがよいです
 (損切りするのは気持ち的にすごく難しいですが、早めの決断が大事です!!)

なお、債権自体はまだまだ約5%超の高利回りですので、安定的に運用したい方は検討してみてもよいかと思います。

例)SBI証券の外貨建てトレジャリーボンド
償還0.7年 利回り:5.144% 利率:1.750%
*SBI証券 → 債権 → 外貨建債権 → 既発債券 → ページ下部外貨建債権のページ・・・ から確認できます

わたしも 実際に短期国債に資金の一部を入れており 利回り分をゲットする予定です。

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

VHT :1.10%↘ ヘルスケア
VCR :1.30%↘ 一般消費財
VDC :1.36%↘ 生活必需品
XLE :0.12%↗ エネルギー
VYM :0.65%↘ 高配当(金融20% 生活必需品14% ヘルスケア13%)
HDV :0.73%↘ 高配当(エネルギー24% ヘルスケア20% 通信14%)
SPYD:1.28%↘ 高配当(金融23% 不動産19% エネルギー15%)
*()内は構成セクター トップ3


昨夜は前述のCPI発表を受け、エネルギーETF:XLE以外は 下落したETFが多い結果となりました。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれていますが、投資家がどれだけ恐怖になっているかどうかを表す指標です。
16.69(3.72%↗)

インフレ懸念が一夜にして再燃しましたので、VIX指数は上昇しております。ただ、買いを検討し始める20には、まだ差がありますので、大きく買い向かうには早いかと考えております。

FX ドル円:149円台後半まで上昇

ドル指数は久しぶりの大きなプラス(0.85%高 106.550)となっております。
また今の状況は インフレ → 米金利高止まり or 上昇 → 円安ドル高 となりますので、これらの影響で大きくドル円は上昇しております。

最近はインフレ鈍化傾向でしたので、円高に振れてましたが、分からないものです。

お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。
(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けますよね!?と考えれば、理解しやすいかと思います)

貴金属・金鉱株:反転下落  新興国ETF:おおむね下落

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.29%↘  SLV :1.06%↘
 GDX:2.01%↘  GDXJ:3.32%↘

貴金属系ETFは前述のドル指数インデックス上昇の影響もあり、下落しております。
金鉱株系ETFも同様で、一昨日の上昇分を飲み込んでしまうかたちとなりました。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.82%↘  EPIインド    0.59%↘
FMフロンティアセレクト 0.60%↘
  EPHEフィリピン 0.28%↘
EWMマレーシア     0.28%↘  EWZブラジル   2.04%↘
VNMベトナム      0.22%↗

昨夜もご覧のとおり、VNMベトナム以外は反落しております。

GDXJやFMを買いましたのですが、一時的には少し含み損となっております。
ただ、ここからはもうホールドです。長期的に見れば、これから上がってくると予想しておりますので、あまりジタバタせずにドンと構えて待ちたいと思います。

買い増しはもう少し上昇トレンドが見えてきたら、検討します。

まとめ

昨夜はCPI消費者物価指数が発表され、まだインフレ懸念は終わっていないことを突き付けられました。

短期でインしている方は、一昨日と昨日の状況で方針転換を迫られたかと思いますが、私は今回はもう長期で考えておりますので、よっぽどのことがないかぎり短期で売りません。
(手数料もバカにならないですし・・・)

長期国債はまた下落していくのか!?ということもありますが、もう腹を括りたいと思います。

さぁ今週も最終日となりました。育児に仕事、通勤や体調、いろいろと大変なことはありますが、少しずつ目の前のことからやっていきましょう。

それでは今日も健康1番で過ごしましょう!

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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