【リーマン投資速報,米国編】’23.10.7 JST

米国相場:主要3指標反発 雇用統計 寄りつき数時間後から反発

おはようございます。週末きましたが、いかがお過ごしでしょうか。今週もいろいろあったかと思いますが、いったん仕事のことは忘れて休日を満喫しましょう。また3連休の方も多いと思いますので、ゆっくり休めるといいですね。

まず自己紹介です。
私は40代のサラリーマンで、投資を始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ投資の勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。

また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開できておりませんが、9月末時点の投資対効果は約プラス16%でした。ただこれまでのトータルでの結果ですので、まだまだです。。。)

投資対象は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いております。

また基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となっております。

S&P500 1.18%↗
NASDAQ 1.60%↗ (NASDAQ100 1.70%↗)
NYダウ   0.87%↗


ご覧のとおり、主要3指標は反発しました。寄りつきは強い雇用統計が発表され、今日も下落かと思いましたが、NASDAQを例にとると寄りつき1時間後から急上昇し始め最終的に上記の結果となっております。

次に、今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

10.02 ISM製造業景気指数
        予想47.7    前回47.6    結果49.0
10.03 JOLT労働調査(求人件数)
        予想8.830M  前回8.827M  結果9.610M
10.04 ADP雇用者数(前月比)
        予想152千人   前回177千人   結果89千人
10.04 ISM非製造業景気指数
        予想53.6    前回54.5    結果53.6
10.05 新規失業保険申請件数
        予想209千    前回204千    結果207千
10.06 失業率
        予想3.8%    前回3.7%    結果3.8%
10.06 非農業部門雇用者数(前月比)
        予想170千人   前回187千人   結果336千人
10.06 平均時給(前月比)
        予想0.3%    前回0.2%    結果0.2%

昨夜は失業率・非農業部門雇用者数・平均時給が発表されました。
非農業部門雇用者数は大きく伸び、続落かと思われましたが、平均時給の伸びが鈍化していることを材料視され、上昇に転じてそのまま引けました。

*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債ですが、前述のとおり短期国債利回り・長期国債利回りともに上昇しております。
20年国債ETFであるTLTは1.21%↘となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは3.86%↘となっております。
*基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
 逆に   利回りが下落すると国債価格は上昇します

20年国債は昨夜も下落。。。TMFはとうとう4$を割り込んでいくかという水準まできました。
TLT:含み損28.16% TMF:含み損68.96% (泣)

なお、私のようにならないように株や国債などなんでもそうですが、買うときには以下を決めたうえで買うことを強くおススメします。
・買う理由 ・利益確定ライン ・損切りライン
*基本的に買った理由のストーリーからずれた場合は、損切りしたほうがよいです
 (損切りするのは気持ち的にすごく難しいですが、早めの決断が大事です!!)

なお、国債自体を買うこともできますので、安定した利回りのほうがよいかたは購入を検討してみてください。

例えばSBI証券の外貨建てで検索しますと、
トレジャリーボンド 償還0.6年 5.141% もつきます。
わたしも勉強のために、資金の一部をこのような債権に資金を入れております。

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:1.00%↗

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:1.64%↗
 ジョンソン&ジョンソン:0.29%↗
 イーライリリィ    :4.38%↗

またしても続伸です。日足チャートで上昇クロスを形成するところまできました。特にイーライリリィは4%超の上昇となっております。これはバンクオブアメリカが目標株価を上げたことで大きく上昇しております。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.77%↗

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :1.58%↗
 テスラ      :0.18%↗
 ホームデポ    :0.34%↗

今日のテスラは小幅な動きとなりましたが、ETFとしては反発しており、日足チャートでは上昇の兆しを見せてきております。ただ、まだまだ週足チャートでは下落トレンドですので、まだ様子見がよいかと考えております。

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.42%↘

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:0.16%↗
 ペプシコ       :0.11%↗
 コカ・コーラ     :1.45%↗

昨夜は全面的に上昇しておりましたが、こちらのETFとしては下落となっております。ただ構成銘柄トップ3は上昇しております。コカ・コーラは前日の下げ幅には及びませんが、少々反発している一方、ペプシコは小幅上昇にとどまっております。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれていますが、投資家がどれだけ恐怖になっているかどうかを表す指標です。
17.45(5.62%↘)

昨夜の恐怖指数は大きく下落しており、前日に引き続きの下落となっております。週足では上昇トレンドですが、日足レベルでは下落してきております。今後の動向は来週の経済指標に注目です。
なお、この指数は20から私は買いを意識しはじめ、25で一部銘柄は買い、30を超えると大きく買っていくと考えております。

FX ドル円:149円前半まで上昇

ドル円は各経済指標が発表された9:30pm(JST)から一気に上昇。149.5円台までいきました。これは雇用者数が大きく上昇したためです。今週は一時147円まで円高に振れましたが、結局金曜日の最終日には149.3円台となり高止まりという結果となりました。

*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

貴金属:上昇 金鉱株:2%超上昇 新興国ETF:FM 約2%上昇 軒並み上昇

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.51%↗  SLV :2.49%↗
 GDX:2.16%↗  GDXJ:2.18%↗

貴金属系ETFはドル指数が下落していることもあり、上昇しております。

金鉱株ETFも2%超の上昇となり日足チャートでは底を作ったように見えますが、まだ週足チャートでMACDが上昇トレンドになっておりませんので、まだ待ちたいと思います。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.31%↗  EPIインド    0.84%↗
FMフロンティアセレクト 1.93%↗
  EPHEフィリピン 1.88%↗
EWMマレーシア     0.98%↗  EWZブラジル   0.85%↗
VNMベトナム      2.61%↗

EPIインドは堅調に上昇。またFMも約2%と上昇しておりますので、週末ゆっくり考えそろそろ再度インするか考えたいと思います。
ただ、EPIインドについては結局週足チャートでの下落クロスは8月も9月もしなかったので、ほかの銘柄につられて売らなくてもよかったと後悔です。。。ただ、これも勉強。次に活かすということで、前向きにとらえたいと思います。

まとめ

昨夜は主要3指標や新興国中心に大きめの上昇でした。雇用者数は大きく伸ばし堅調だった一方で、平均時給が鈍化となり、こちらのほうを重要視されました。雇用者数の伸びは大きかったので個人的にはこちらのほうがインパクトがあったのですが・・・

ただ深く考えすぎても・・・というところと、まだまだ勉強しないと!ということも踏まえ、よい経験になったと考えたいと思います。

来週はCPI消費者物価指数が発表されますので、こちらに注目です。

それでは多くの方が3連休かと思います。旅行される方やおうちでゆっくりされる方など、さまざまだと思いますが、リフレッシュできればと思います。

それでは今日もがんばっていきましょう。

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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