【リーマン投資速報,米国編】’23.9.23 JST

投資

米国相場:小幅続落 


おはようございます。みなさん、今日は少し雨が降っている地域もあるようですので、少し肌寒いかもしれません。まだまだ暑いとはいえ、少しずつ朝晩冷えてきますので、風邪やコロナなどお気をつけください。

まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開しておりません。。。申し訳ございません。)

投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。

S&P500 0.22%↘
NASDAQ 0.09%↘
 (NASDAQ100 0.05%↗)
NYダウ   0.31%↘


ご覧のとおり、昨夜の主要3指標は小幅な動きですが、続落となりました。昨日は特に大きな発表がなかったため、FRB政策金利発表時の今後の高止まり金利の余波がまだ続いているかと思われます。
またドル指数は上昇・10年国債利回りは低下しております。

今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

9.19 住宅着工件数
        予想1442千件   前回1452千件    結果1283千件
9.21 FRB政策金利発表(上限)
        予想5.5%     前回5.5%      結果5.5%
9.21 新規失業保険申請件数
        予想224千件    前回220千件     結果201千件

*昨夜は大きな発表はありませんでした

*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
2年国債・10年国債利回りは下落しております。
20年国債ETFであるTLTは、0.80%の上昇となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは2.11%の上昇となっております。
*基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
 逆に   利回りが下落すると国債価格は上昇します

昨夜は少し反発がありましたね。それでも直近の下げ幅のほうが大きいので、まだまだ長期国債ETFはガマンのときです。私は国債に限っては大きな含み損となってしまってますが、まだホールドしております。金利が下がってこないと、国債ETFの価格は上がってこないので・・・リセッションどこいった?という感じです。

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.17%↘

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:1.02%↗
 ジョンソン&ジョンソン:0.71%↘
 イーライリリィ    :0.00%↘

ユナイテッドヘルスケアは本日も続伸。ただETF自体は上値が切り下がってきており、5月の安値232$、それを下抜けると次は3月の下値227$を目指していくことになりそうです。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.88%↘

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :0.16%↘
 テスラ      :4.23%↘
 ホームデポ    :0.32%↘

このセクターはETF・構成銘柄トップ3ともに下落となりました。特にテスラは久々の大きめの動きで4%超の下落となりました。また今週の下げ幅はかなり大きく約6%ほどの下落幅となっております。これは昨年同時期にも同じぐらいの下落幅がありましたので、やはり10月にかけて下落していくかと思われます。

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.47%↘

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:0.38%↘
 ペプシコ       :0.06%↘
 コカ・コーラ     :0.06%↗

こちらのETFも続落となっております。また昨年同時期は16%前後下落しており、それを今年にも当てはめると、167$まで落ち込むことになります。現在は187$付近ですので、あと10%前後は落ちる可能性があります。金利高止まりは懸念される今年の9月アノマリー時期ですが、慎重にみていきたいと思います。ちなみに一昨年は6%ほどの落ち込みでマイルドな年でした。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
17.20(1.93%↘)

昨夜この指数は少し戻して、恐怖感は少し和らいでおります。ただし、まだ来週以降上がってくると思います。

なお、私のような基本順張りの考えかたの人は、20から意識し始め、25場合によっては30を超えたあたりから少しずつ買い増すように考えたほうがよいかと思います。(もちろん自己責任でお願いします)

FX ドル円:148円台半ばまで上昇

昨日は日銀決定会合があり、現在の金融緩和は維持する方向ということが発表されました。
発表前までは147円後半でしが、一気に148円まで上昇しました。ただし、148.3円台までしか上がらず、正直思ったほど上がらなかったなというのが私の感想です。

*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

なお、わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。

*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います

貴金属系:GLD・SLV上昇 新興国ETF:バラつきあり VNMベトナム下落

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.32%↗  SLV :0.65%↗
 GDX:0.13%↘  GDXJ:0.17%↘

昨夜の貴金属系はドル指数が上昇しておりましが、それでも上昇いたしました。ただ、小幅な動きとなっており、まだ方向性は見えてきません。。。

次に金鉱株ですが、こちらは微減でした。高金利がまだまだ続きますので、金鉱株系はまだお休み状態かもしれません。ここまで米経済が強いとの予想はだれもできなかったと思いますので、金鉱株を買うのはもう少し先送りにしたいと思います。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.65%↗  EPIインド    0.13%↗
FMフロンティアセレクト 1.01%↘  EPHEフィリピン 0.89%↗
EWMマレーシア     0.78%
  EWZブラジル   0.06%↘
VNMベトナム      3.41%↘

昨夜はバラつきある結果となりました。EPIインドは少し反発しましたが、まだ日足チャートでは下落トレンドになってますので、注意が必要ですね。。

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

昨夜は寄りつきは上昇か!?と思いましたが、最終的には下落となりました。金利高止まりの影響が来週以降も続くのか!?9月アノマリーと合わせて、ちょっと相場はよくないことだけは確かだと思います。

あとドル円は為替介入はあり一時的には円高にふれるかもしれませんが、それでも円安は止められない可能性が高そうです。日銀がどれだけ円支えできるかですが、市場流入額と比較するとおさえこむだけの余力はなさそうという見方が強いようです。

9月から10月にかけては1年間のなかでも、もっとも下落が大きい時期。。ポジションをとっていくにしても、いつも書いているとおり、ポジションを持つにしても少しずつ少しずつ少額からやっていきましょう。いきなり多額を突っ込むと、含み損を見たときに自分でもびっくりし、すぐに損切りすることになりかねませんので。。。自分のリスク許容度がどこまでなのかがまだ分からないうちは、少しずつが基本です。

また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!

さぁ今日からお休み。天気が悪い地域もありますが、リフレッシュできるようにしていきましょう。

それでは今日もいいことも悪いこともあるかと思いますが、ボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー(人生 生きてりゃいろいろあるある)

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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