【リーマン投資速報,米国編】’23.9.22 JST

投資

米国相場:主要3指標は続落 3指標1%超下落


おはようございます。みなさん、今日はあまり天気が良くない地域があるようですが、いかがお過ごしでしょうか。また気温も少し下がっておりますので、体調にはくれぐれも気を付けましょう。

まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開しておりません。。。申し訳ございません。)

投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。

S&P500 1.64%↘
NASDAQ 1.82%↘ (NASDAQ100 1.84%↘)
NYダウ   1.08%↘


ご覧のとおり、昨夜の主要3指標は大幅に下落となりました。これはFRB政策金利発表自体ではなく、年内の利上げ、2024以降もの金利高止まりが予想以上だったことを受けたものです。やはり9月アノマリーは月後半から起きるというのは、当たっているのかもしれません。
またドル指数は微減・国債利回りは上昇しております。

今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

9.19 住宅着工件数
        予想1442千件   前回1452千件    結果1283千件
9.21 FRB政策金利発表(上限)
        予想5.5%     前回5.5%      結果5.5%
9.21 新規失業保険申請件数
        予想224千件    前回220千件     結果201千件

昨夜は前述のFRB政策金利発表の影響で大きく下落しておりましたが、新規失業保険申請件数も発表されており、ご覧のとおり予想・前回を下回る結果となりました。まだまだ、米経済は堅調、強いです。。。

*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
おおむね国債利回りは上昇しております。
20年国債ETFであるTLTは、2.56%の下落となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは7.72%の下落となっております。
*基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
 逆に   利回りが下落すると国債価格は上昇します

金利高止まり発表を受け、国債利回りは上昇する反面、国債価格は大きく下落しました。TMFの価格は最近まで6$台になってしまった・・・と思っていたら、もう5$前半。。。今年はもう価格は上がってこないと腹を括るしかなさそうです。

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.98%↘

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:1.81%↗
 ジョンソン&ジョンソン:0.76%↘
 イーライリリィ    :3.42%↘

ユナイテッドヘルスケアだけは大きく上昇しておりますが、イーライリリィもその倍近く下げております。またETFとしても1%近くの下落となり、私がこのETFの値の基準額として考えている240$を割り込んできております。最低10月までは今のところ、Do Nothingです。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:2.63%↘

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :4.40%↘
 テスラ      :2.62%↘
 ホームデポ    :1.31%↘

こちらのETFは構成銘柄トップ3はどれも連日の大きな下落となりました。特にAMAZONは4%超。今後さらに下落しそうな勢いですので、注意が必要です。

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:1.16%↘

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:0.85%↘
 ペプシコ       :1.68%↘
 コカ・コーラ     :1.54%↘

こちらのETFも1%超の下落となっており、下落傾向が明確になってきたと考えております。今年の安値183$付近が見えてきており、それを下回ると昨年同時期の170$付近を目指して下落する可能性もあります。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
17.54(15.85%↗)

FRB政策金利の高止まり予想を受け、市場は大きく下落しておりますので、VIX指数は大きく上昇しております。また振れ幅も15%超とかなり恐怖感が増してきております。

ただ、みんなが恐怖になっているときに買うからこそ投資妙味が出てきます。(今は買い向かう時期ではありませんので、まだ静観です。)また誰しも底値で買うなんてことは、ほぼ不可能ですので市場トレンドを見ながら、自分がどこでポジションをとっていくかをあらかじめ決めておいたほうが、気持ちに左右されずに買うことができると思います。

なお、私のような順張りのかたは、20から意識し始め、25場合によっては30を超えたあたりから少しずつ買い増すように考えたほうがよいかと思います。(もちろん自己責任でお願いします)

FX ドル円:147円台半ばまで下落

FRB政策金利発表があり、いっきに148円台までいきましたが、昨日は147円台まで戻してきております。これは日銀決定会合があることや政府・日銀が円相場に介入する可能性を示唆する発言が出てきてることに影響していると考えられます。

*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

なお、わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。

*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います

貴金属系:GLD下落 SLV上昇 新興国ETF:EPI下落トレンドか!?

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.70%↘  SLV :0.49%↗
 GDX:2.69%↘  GDXJ:2.78%↘

昨夜の貴金属系はちぐはぐな動きとなり、GLDは下落、SLVは上昇という結果となりました。SLVに関してですが、昨夜は上昇しましたが、週足チャートで見ますと上値がおさえられている下落トレンド(三角持ち合い)に見えますので、どちらかに方向性が決まってからインしても遅くないかと思います。

また金鉱株は大きく下落しました。週足チャートでは横横に見えますが、ここから一気に下落も考えられますので、注意が必要かと思います。私は今までも言っておりましたが、まだまだガマンのときです。高金利時期が続くとあって、3月の下値を割り込むと、昨年同時期の価格まで下落する可能性も出てくるかもしれません。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.78%↘  EPIインド    1.15%↘
FMフロンティアセレクト 0.70%↘  EPHEフィリピン 0.71%↗
EWMマレーシア     1.13%↘
  EWZブラジル   3.39%↘
VNMベトナム      1.61%↘

昨夜は新興国ETFは大きく下落しました。最近まではEPIインドとVNMベトナムはそれでも強かったのですが、さすがに下落トレンドに入ってきたように思います。
FMは先月にだいぶん落ち込みましたので週足チャートで移動平均線にタッチしてますが、EPIはまだこれから下がってくるかと思いますので、こちらも移動平均線まで落ちてくるのを待ちたいと思います。

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

FRB政策金利発表が発表され、株価は一気に下落となりました。9月後半のアノマリーはやはり今年も適用されるのか!?これは10月以降になってみないと分かりませんが、基本的には今月は待ちでいきたいと思います。

また短期ではNASDAQ空売り額を増やしましたので、短期的には今のところ含み益がでておりますが、長期国債に関してはかなりの含み損。。。経済指標が金利影響を受け始めるのがいつか!?がポイントになってきますが、こちらはもう少し待ちたいと思います。(それにしても下落がすごいので、見たくないのですが・・・)

ただいつも書いているとおり、ポジションを持つにしても少しずつ少しずつ少額からやっていきましょう。いきなり多額を突っ込むと、含み損を見たときに自分でもびっくりし、すぐに損切りすることになりかねませんので。。。自分のリスク許容度がどこまでなのかがまだ分からないうちは、少しずつが基本です。

また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!

さぁ今週も今日で終わり。なかなかうまくいかない今週でしたが、それでも見つめなおすところは見つめなおして修正し、それでも自己肯定感だけは下げ過ぎずにいきたいと思います。

それでは今日もいいことも悪いこともあるかと思いますが、ボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー(人生 生きてりゃいろいろあるある)

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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