【リーマン投資速報,米国編】’23.9.06 JST

投資

米国相場:小幅な動き


おはようございます。9月に入りだいぶん涼しくなってきたかと思いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

9.4はレイバーデーということで米国相場はお休みでしたので、先週土曜日ぶりの投稿となります。

まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開しておりません。。。申し訳ございません。)

投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。

S&P500 0.41%↘
NASDAQ 0.08%↘ (NASDAQ100 0.11%↗)
NYダウ   0.56%↘


ご覧のとおり、昨夜の主要指標は小幅な動きとなりました。先週まではインフレ鈍化の予想があり、少し上昇しておりましたが、今週はじめの昨夜は下落からのスタートとなりました。
国債利回りの上昇と原油高となっておりますので、これが影響したもようです。
また、ドル指数は中国とユーロ圏の成長鈍化より、安全資産としてのドルということで上昇しております。

なお、今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

9.06 PMI購買担当者景気指数
        予想50.4   前回50.4    結果
9.06 ISM非製造業景況指数
        予想52.6   前回52.7    結果
9.07 新規失業者保険申請件数
        予想235千   前回228千    結果

先週は多くの経済指標が発表されましたが、今週はあまり多くなく上記のとおりとなります。注目はいきなり今夜ですが、上記2つの指標が発表されますので、注目しておきたいと思います。

*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
前述の通り、利回りは上昇となっておりますので、
わたしが好きな20年国債ETFであるTLTは、約1.4%の下落となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは約4.2%下落となっております。
*利回りが上昇すると国債価格は下がります 逆に利回りが下落すると国債価格は上昇します

んーーまだまだ上がってきませんね。。。もちろん金利高止まり感があるうちは上がってこないのは分かっていますので、予想範囲内です。ただいつかは金利は下がってきますので、そこまで待てるかの勝負かと思います。

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:1.01%↘

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:0.94%↗
 ジョンソン&ジョンソン:0.12%↗
 イーライリリィ    :0.16%↗

昨夜はこのセクターでは大きめの下落でした。また構成銘柄トップ3は上昇しているのに、ETFとしては下落というちぐはぐ感でした。日足チャートはあまりきれいではないものの、MACDが下落クロスしております。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.27%

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :0.61%↘
 テスラ      :4.68%↗
 ホームデポ    :1.59%↘

こちらのETFは微減といった感じですが、テスラがまた大きく上昇しております。先週からの上昇基調ではありますが、それでなくてもボラティリティが大きくなりやすい時期ですので、まだ様子見がよいかと私は考えております。

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.92%↘

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:1.33%↘
 ペプシコ       :0.66%↘
 コカ・コーラ     :0.85%↘

こちらはETF・構成銘柄トップ3ともに下落しております。週足でも下落トレンド真っただ中という感じですので、こちらのETFが一足先に9月アノマリーの下落に入ってきた感があります。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
14.01(1.37%↘)

VIX指数は上昇しておりますが、VIXにしては大きくない動きでした。まだ14台ですので、恐怖感はそこまで増えてきてはないです。

私のような順張りのかたは、20から意識し始め、25場合によっては30を超えたあたりから少しずつ買い増すように考えたほうがよいかと思います。(もちろん自己責任でお願いします)

FX ドル円:147円台後半へ

FXドル円ですが、こちらは前述のドル指数が上昇しているため、147円台後半にまで円安がすすんでおります。為替介入か!?というところですが、為替介入は急激に円安に振れた前回のときのようなときにあり、今回のように緩やかに円安が進行している場合はないのではないか!?という方もいるようですが、警戒感はますます増してきます。。。

*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

なお、わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。

*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います

貴金属系:軒並み下落  新興国ETF:軒並み下落 EPIは上昇!

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.79%↘  SLV :2.61%↘
 GDX:2.09%↘  GDXJ:2.98%↘

貴金属系はドル指数が上昇したため、ゴールドは下落・シルバーは大きく下落しております。また金鉱株系ETFも昨夜は大きめの下落となっており、ここから一段と下がってくるのか!?注目です。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.36%↘  EPIインド    1.19%↗
FMフロンティアセレクト 0.48%↘  EPHEフィリピン 0.16%↘
EWMマレーシア     1.22%↘  EWZブラジル   0.89%↘

昨夜の新興国ETFはご覧のとおりEPI以外は軒並み下落となりました。ドル指数が上昇しているためで、これはよいのですが、EPIだけはどこ吹く風。確かに週足チャートでも下落クロスは形成してなかったかと。。。ただ、昨年も9月に入ってから10%ほど下落しておりますので、わたしは今はガマンします。

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

先週は経済指標発表祭りでしたが、今週は少なめとなっております。レイバーデーが終わり、少しずつバカンスが終わった方が戻ってきますが、9月はどうしてもアノマリー的に下落する月ですので、ガマンの月かもしれません。
金鉱株やEPIなど買いたい銘柄はいくつかありますが、もう少し様子見をしようと思います。
また投資を数年経験されている方はここから下落する可能性もありますので、売りから入ることを検討してもよいかと思います。私もNASDAQなど注目しており、MMFから資金を戻すタイミングを見計らっております。

ただいつも書いているとおり、少しずつ少しずつ少額からやっていきましょう。いきなり多額を突っ込むと、含み損を見たときに自分でもびっくりし、すぐに損切りすることになりかねませんので。。。自分のリスク許容度がどこまでなのかがまだ分からないうちは、少しずつが基本です。

また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!

今週もすでに中日。蒸し暑かったり、雨が降る地域もあると思います。クーラーでの温度差もありますので、注意していきましょう。

最近毎日書いてますが、1番大事なので今日も書きますが・・・なににおいても
ご自分の体調管理が1番大事これがないとなんにもできません。また心身両方の健康が大事です。無理をしすぎている人、無理が続いている人は必ず息切れするときがきちゃいますので、くれぐれも気を付けていただき、仕事は仕事、遊びは遊びと割り切って、人生楽しんでいきましょう。

それでは今日も1日いろいろあるかと思いますが、ボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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