【リーマン投資速報,米国編】’23.9.02 JST

投資

米国相場:小幅な動き

おはようございます。朝から我が家はいざこざが起きており、休みといえどもゆったりした日々はどこにもありません。。。お子さんがいるご家庭はどこでもそうなのでしょうか。。

まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開しておりません。。。申し訳ございません。)

投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。

S&P500 0.17%↗
NASDAQ 0.02%↘ (NASDAQ100 0.07%↘)
NYダウ   0.33%↗


ご覧のとおり、昨夜も主要指標は小幅な動きとなりました。インフレ鈍化と思われる各指標発表より8月ではありますが、持ち直してきております。ただ、アノマリー的には9月が1年のなかでもっともパフォーマンスが悪い時期です。ここから一気に下落も考えられますので、注意しておきましょう。

また昨夜はドル指数・国債利回りともに上昇しております。

なお、今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

8.29 JOLT労働調査(求人件数)   
        予想9.465M 前回9.165M  結果8.827M
8.29 消費者信頼感指数
        予想116.8  前回117.0   結果106.1
8.30 ADP民間雇用者数 
        予想196千人  前回324千人   結果177千人
8.30 実質GDP 
        予想2.4%   前回2.4%    結果2.1%
8.31 個人消費支出(PCEコアデフレータ)
        予想0.2%   前回0.2%    結果0.2%
8.31 新規失業保険申請件数
        予想233千   前回230千    結果228千
9.01 非農業部門雇用者数
        予想170千   前回187千    結果187千
9.01 平均時給 前月比
        予想0.3%   前回0.4%    結果0.2%
9.01 失業率
        予想3.5%   前回3.5%    結果3.8%
9.01 ISM製造業景況指数
        予想47.0   前回46.4    結果47.6

今週の経済指標発表値から推測すると、消費や需要・雇用についてははまだ堅調であるが、少し失業率は増加傾向と賃金インフレはおさまってきたのか!?と見てとれます。ただ、バラつきはありますので、インフレ鈍化・頭打ち!とはっきり言えるほどではないように思います。
*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
前述の通り、利回りは上昇となっておりますので、
わたしが好きな20年国債ETFであるTLTは、約1.6%の下落となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは約4.5%下落となっております。
*利回りが上昇すると国債価格は下がります 逆に利回りが下落すると国債価格は上昇します

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.31%↗

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:0.07%↘
 ジョンソン&ジョンソン:0.73%↘
 イーライリリィ    :0.51%↗

昨夜1番の値動きはジョンソン&ジョンソンでしたが、それでも1%未満の小幅な値動きとなっております。また出来高はかなり少なくなってきております。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.21%

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :0.07%↗
 テスラ      :5.06%↘
 ホームデポ    :0.82%↗

昨夜のテスラはここ数日では大きめの値動きとなり5%超の下落となりました。ETF自体はまだ上昇トレンドを維持しておりますが、どこで頭打ちとなるか・・・

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.82%↘

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:0.09%↗
 ペプシコ       :1.46%↘
 コカ・コーラ     :0.89%↘

こちらのETFとしては昨夜は大きめの下落幅となりました。ただし、こちらのセクターも出来高はかなり少なくなってきておりますので、ボラティリティが大きくなってきます。注意しておきましょう。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
13.09(3.53%↘)
昨夜もいくつかの経済指標発表がありましたが、VIX指数は下落しており、投資家たちの恐怖は和らいだままです。

私のような順張りのかたは、20から意識し始め、25場合によっては30を超えたあたりから少しずつ買い増すように考えております。

FX ドル円:146円台前半で推移

FXドル円ですが、前述の経済指標発表があった21:30JSTから上昇し、最終的には146円台に入っております。これは雇用者数や失業率の値が、まだまだ強い値でしたので金利高止まり感が出てのこととなります。21:30時点では144円半ばまで下落していたのですが、日付をまたいで一気に上昇となりました。
*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

なお、わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。

*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います

貴金属系:ゴールド小幅上げ 以外は下落  新興国ETF:FMのみ下落

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.05%↗  SLV :0.98%↘
 GDX:0.61%↘  GDXJ:1.08%↘

貴金属系はドル指数が上昇・前述の金利高止まり感がありましたが、ゴールドは微増・シルバーは下落とちぐはぐな動きとなっております。また金鉱株系ETFも大きくはありませんが、1日前を包んでの下落となっており、今後下落がきそうな動きとなっております。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.82%↗  EPIインド    1.38%↗
FMフロンティアセレクト 0.29%↘  EPHEフィリピン 0.61%↗
EWMマレーシア     0.71%↗  EWZブラジル   1.88%↗

昨夜の新興国ETFはご覧のとおりFM以外は軒並み上昇となりました。ドルが上昇しているにもかかわらず、この値動き。。ゴールドもそうでしたが、どの経済指標をあてにしてよいのかで、ちぐはぐな動きとなっております。

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

今週も経済指標がいくつか発表されましたが、経済指標自体もバラつきがある結果となりました。ただ、裏を返せばインフレは鈍化してきているともとれます。もう少し待って、落ち着いて考えてから、行動しても遅くないと思います。

MMFから資金を戻し強めの銘柄に短期で買いをいれようと思いましたが、こうバラつきがあると読めません。。。ので、MMFに入れたままです。MMFは数日のタイムラグがありますが、資金をすぐに出し入れできますので、重宝しております。(預けた分だけ利益となります)

また来週からどうなるか分かりませんが、
いつも書いているとおり、少しずつ少しずつ少額からやっていきましょう。いきなり多額を突っ込むと、含み損を見たときに自分でもびっくりし、すぐに損切りすることになりかねませんので。。。自分のリスク許容度がどこまでなのかがまだ分からないうちは、少しずつが基本です。

また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!

さぁ9月に入りました。お子さんの夏休みも全国的に終わったのではないでしょうか。少しまた生活リズムが変わるかたもでてくるかと思いますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

ご自分の体調管理が1番大事これがないとなんにもできません。また心身両方の健康が大事です。無理をしすぎている人、無理が続いている人は必ず息切れするときがきちゃいますので、くれぐれも気を付けていただき、仕事は仕事、遊びは遊びと割り切って、人生楽しんでいきましょう。

それでは今日からお休みの人もいるかと思いますが、ボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

コメント

タイトルとURLをコピーしました