【リーマン投資速報,米国編】’23.8.31 JST

投資

米国相場:小幅な動き

おはようございます。8月も最終日になりました。早いものです。。。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。お子さんがいる方は、今日が夏休み最終日の地域もあるのでしょうか??

まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。

投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。

S&P500 0.38%↗
NASDAQ 0.54%↗ (NASDAQ100 0.56%↗)
NYダウ   0.11%↗


ご覧のとおり、昨夜の主要指標は小幅な動きでしたが、揃って続伸となりました。これは民間雇用者数が昨夜発表され、予想・前回の値をともに下回ったことが原因です。連日のインフレ頭打ち感がある指標発表です。ただ、そこまで大きくは動きませんでした。市場はまだ今週にいろいろと発表される経済指標も気にしているということでしょうか。

また昨夜はドル指数は下落・国債利回りは横ばいとなっております。

なお、今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

8.29 JOLT労働調査(求人件数)   
        予想9.465M 前回9.165M  結果8.827M
8.29 消費者信頼感指数
        予想116.8  前回117.0   結果106.1
8.30 ADP民間雇用者数 
        予想196千人  前回324千人   結果177千人
8.30 実質GDP 
        予想2.4%   前回2.4%    結果2.1%
8.31 個人消費支出(PCEコアデフレータ)
        予想0.2%   前回0.2%    結果
8.31 新規失業保険申請件数
        予想235千   前回230千    結果
9.01 非農業部門雇用者数
        予想170千   前回187千    結果
9.01 平均時給 前月比
        予想0.3%   前回0.4%    結果
9.01 失業率
        予想3.5%   前回3.5%    結果
9.01 ISM製造業景況指数
        予想47.0   前回46.4    結果

今週のここまでの経済指標はインフレ鈍化してきたといってよいような気が個人的にはしてますが、市場ではまだまだ分からないという感じでしょうか。とりあえず今週末までは待ったほうがよさそうですね。
*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
前述の通り、利回りは横ばいとなっております。民間雇用者数などの発表により、もう少し利回りは下がってもよさそうなものですが。。。

わたしが好きな20年国債ETFであるTLTは、約0.1%の下落となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは約0.5%下落となっております。
*利回りが上昇すると国債価格は下がります 逆に利回りが下落すると国債価格は上昇します

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.06%↗

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:0.26%↘
 ジョンソン&ジョンソン:0.34%↘
 イーライリリィ    :1.08%↘

こちらのセクターはETFは微増でしたが、構成銘柄トップ3は軒並み下落となっております。ただ出来高は少ないです。。日に日に少なくなってます。。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.45%↗

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :0.11%↗
 テスラ      :0.10%↘
 ホームデポ    :0.99%↗

今日のテスラは微減。かなり小幅な動きとなりました。その代わりといっては変ですが、ホームデポは約1%上昇となっており、また少し上昇トレンド感がでてきました。ただ、注意は必要です。

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.21%↗

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:0.11%↗
 ペプシコ       :0.08%↗
 コカ・コーラ     :0.04%↘

こちらのETFも日足レベルではMACDが上昇クロスとなっております。ただ、こちらも出来高は少ないですね。。。また昨年は8月半ばまで上昇して、そのあと9月末から10月上旬にかけて大きく下落しておりますので、安易に飛びつかないようにしたいと思います。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
13.88(3.94%↘)
昨夜も雇用者数が下落した発表を受け、こちらの恐怖指数も下落しております。恐怖感が少し和らいでいる感があります。

全体的には大きく上昇しており、インフレ頭打ち感が出ておりますが、今週はほかにも色々な経済指標が発表されますので、もう少し待ってみてもよいかもしれません。あとは夏枯れ相場といわれているアノマリーとをどう見ていくかです。

FX ドル円:146円台前半まで上昇

FXドル円ですが、前述の経済指標により利上げ停止観測からドル指数は下落しておりますが、対円にはまだ強く少し円安に振れております。

*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

なお、わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。

*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います

貴金属系:バラつきあり  新興国ETF:EPHEのみ上昇 それ以外は下落

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.25%↗  SLV :0.63%↘
 GDX:0.00%↗  GDXJ:0.27%↘

貴金属系はドル指数が下落したことを受け、ゴールドは上昇しましたが、シルバーは下落しました。また金鉱株系ETFは小幅な動きでひけております。
金鉱株はひときわ上昇しており、週足レベルでMACDがクロスしかけておりますが、まだまだ分かりません。。。ガマンのときです。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.55%↘  EPIインド    0.05%↘
FMフロンティアセレクト 0.25%↘  EPHEフィリピン 1.13%↗
EWMマレーシア     0.42%↘
  EWZブラジル   0.96%↘

昨夜の新興国ETFはドル指数下落となりましたが、EPHE以外は下落となりました。ただ、小幅な動きでひけております。

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

昨夜発表された雇用者数が予想・前回よりも下回る数値が発表されましたが、市場は小幅な動きでひけました。ただし、出来高は一段と少なくなってきておりますので、その分ボラティリティは大きくなります。今週の他の経済指標の値によっては、また大きく下落・・なんてこともあるかもしれません。

私は少し多めにMMFに資金を入れておりますが、今週の経済指標によってはMMFから資金を戻し、強い銘柄を買うことも検討したいと思います。ただし、短期でいくのか中期でいくのかは決めたうえでやろうと考えております。たとえ損切りになったとしても、自分のルールは崩さないほうが今後の投資にも影響してくると思ってますので。

ただし・・・

いつも書いているとおり、少しずつ少しずつ少額からやっていきましょう。いきなり多額を突っ込むと、含み損を見たときに自分でもびっくりし、すぐに損切りすることになりかねませんので。。。自分のリスク許容度がどこまでなのかがまだ分からないうちは、少しずつが基本です。

また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!

さぁ今日で8月も終わりです。。8月はどんな月でしたでしょうか??私は体力とお金は少々使いましたが、子どもとの遊びや友人との再会など、充実した月でした。

さて9月はどうなるか!??ではなく、自分でどうするか、というふうに考えたいと思います。自分でどのように行動するか。

ただ、ご自分の体調管理が1番大事!これがないとなんにもできません。また心身両方の健康が大事です。無理をしすぎている人、無理が続いている人は必ず息切れするときがきちゃいますので、くれぐれも気を付けていただき、仕事は仕事、遊びは遊びと割り切って、人生楽しんでいきましょう。

それでは本日もボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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