米国相場:主要3指標小幅反発 国債価格は下落
おはようございます。今週も始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。早いもので、もう9月も最終週。だんだんと過ごしやすい気温になってきたかと思います。季節の変わり目、風邪やコロナにならないように気を付けていきましょう。
まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開しておりません。。。申し訳ございません。)
投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。
基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。
さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。
S&P500 0.40%↗
NASDAQ 0.45%↗ (NASDAQ100 0.46%↗)
NYダウ 0.13%↗
ご覧のとおり、昨夜の主要3指標は小幅ではありますが、反発してひけました。寄りつきは今日も下落か!?と思うような値動きでしたが、時間の経過とともに上昇してひけました。
なお、ドル指数は上昇・10年国債利回りは上昇しております。
今週の主な経済指標発表は以下の通りです。
9.26 消費者信頼感指数
予想106.0 前回106.1 結果
9.28 新規失業保険申請件数
予想214千件 前回201千件 結果XXX千件
9.29 個人支出(前月比)
予想0.5% 前回0.8% 結果
9.29 個人消費支出コア(前月比)
予想0.2 前回0.2 結果
9.29 ミシガン大学消費者信頼感指数
予想67.7 前回67.7 結果
*昨夜は大きな発表はありませんでした
*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。
次に国債についてです。
2年国債・10年国債利回りは上昇しております。
20年国債ETFであるTLTは、2.46%の下落となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは7.51%の下落となっております。
*基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
逆に 利回りが下落すると国債価格は上昇します
昨夜は国債利回りが上昇し、価格は逆に動きますので下落しました。20年国債もご覧のとおり大きく下落。。。TMFはつい先日まで6$をきったと騒いでましたが、とうとう5$もきってしまいました。やはり長期国債は正念場になりました。ホールドするか一旦売るか・・・難しい選択です。
さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!)
ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。
●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.45%↗
◆構成銘柄トップ3
ユナイテッドヘルスケア:0.87%↗
ジョンソン&ジョンソン:0.13%↘
イーライリリィ :0.30%↗
ユナイテッドヘルスケアは本日も続伸。先週からの引き続きで上昇しております。ETFとしても反発しておりますが、まだ様子見でよいと思います。
●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.48%↗
◆構成銘柄トップ3
AMAZON :1.66%↗
テスラ :0.86%↗
ホームデポ :0.25%↗
このセクターはETF・構成銘柄トップ3ともに上昇しました。AMAZONはAIスタートアップ企業に出資したとの発表を受け、この中では大きめの上昇となりました。
●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.41%↘
◆構成銘柄トップ3
プロクター&ギャンブル:0.61%↘
ペプシコ :0.53%↘
コカ・コーラ :1.05%↘
こちらのセクターはETF・構成銘柄トップ3ともに下落となり、日足でも週足でも下落トレンドになっております。9月アノマリーはもう少しで終わるのか、10月入ってからも続くのか。。。昨年は10月早々に下落から上昇に転じており、一昨年も同じ時期かもう少し早めに上昇に転じております。トレンドを見る場合は週足でみたほうがよいと考えておりますので、焦らずにチェックしていきたいと思います。
最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
16.90(1.74%↘)
昨夜は恐怖指数は少し戻して、恐怖感は少し和らいでおります。今週の経済指標で果たしてどうなるか。
なお、私のような基本順張りの考えかたの人は、20から意識し始め、25場合によっては30を超えたあたりから少しずつ買い増すように考えたほうがよいかと思います。(もちろん自己責任でお願いします)
FX ドル円:148円台後半まで上昇
昨日はとうとう149円目前まで上昇し、円安が進みました。これはFRBの追加利上げの可能性が明確になってきたことや、日銀がマイナス金利・YCCイールドカーブコントロールなど、現状維持を発表したことに反応したものです。
*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)
こうトレンドが明確になってくると、FXをしたくなる気持ちが出てきてしまいますが・・・
わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。
*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います
貴金属系:GLD・SLV下落 新興国ETF:バラつきあり EPHE上昇
●●●●●貴金属系●●●●●
◆貴金属系ETF
GLD:0.51%↘ SLV :1.73%↘
GDX:1.24%↘ GDXJ:1.22%↘
昨夜の貴金属系はドル指数が上昇しておりましが、それでも上昇いたしました。ただ、小幅な動きとなっており、まだ方向性は見えてきません。。。
次に金鉱株ですが、こちらは微減でした。高金利がまだまだ続きますので、金鉱株系はまだお休み状態かもしれません。ここまで米経済が強いとの予想はだれもできなかったと思いますので、金鉱株を買うのはもう少し先送りにしたいと思います。
●●●●●新興国ETF●●●●●
◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア 0.58%↘ EPIインド 0.48%↗
FMフロンティアセレクト 1.74%↘ EPHEフィリピン 1.07%↗
EWMマレーシア 0.42%↘ EWZブラジル 0.51%↘
VNMベトナム 5.01%↘
昨夜はバラつきある結果となりましたが、EPIインドとEPHEフィリピンは上昇しております。EPHE日足チャートでMACDが上昇クロスとなりましたが、ほかの新興国ETFが下落しているので、もう少し様子見したいと思います。
EPIは移動平均線にタッチしてから反発しており、まだ短期の平均線ですので、もう少し様子見したいと思います。
あと、VNMベトナムについては5%超のマイナスとなっており、かなり大きめのマイナスとなっております。また今夜注目していきます。
なお、今9月アノマリーで少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。
まとめ
昨夜は全体的に見れば、小幅な動きとなりました。今週はまたいくつかの経済指標が発表されますので、まずは金利上昇が反映されているのかが注目されます。
また今週で9月が終わりますので、9月半ばからの下落がどこで止まるのか見極めていきたいと思います。
あと注目はドル円でしょうか。大きく上昇するのはだいたいこの時期になっています。たまたまでしょうが、アメリカ政策金利高止まりと日本の金融緩和維持という構図が今後の米経済指標発表でどう変わるか、が焦点になります。
また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。
なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。
あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!
それでは今日もいいことも悪いこともあるかと思いますが、ボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー(人生 生きてりゃいろいろあるある)
(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)
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