米国相場:主要3指標反発 ADP雇用者数発表 予想大きく下回る
おはようございます。早いものでもう木曜日ですが、みなさん木曜日の朝、いかがお過ごしでしょうか。
まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。
また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開できておりませんが、9月末時点の投資対効果は約プラス16%でした。ただこれまでのトータルでの結果ですので、まだまだです。。。)
投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。
基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。
さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。
S&P500 0.81%↗
NASDAQ 1.35%↗ (NASDAQ100 1.45%↗)
NYダウ 0.39%↗
ご覧のとおり、主要3指標は大きく反発しました。なんともボラティリティが大きいここ2日となっております。
次に、今週の主な経済指標発表は以下の通りです。
10.02 ISM製造業景気指数
予想47.7 前回47.6 結果49.0
10.03 JOLT労働調査(求人件数)
予想8.830M 前回8.827M 結果9.610M
10.04 ADP雇用者数(前月比)
予想152千人 前回177千人 結果89千人
10.04 ISM非製造業景気指数
予想53.6 前回54.5 結果53.6
10.05 新規失業保険申請件数
予想209千 前回204千 結果
10.06 失業率
予想3.8% 前回3.7% 結果
10.06 非農業部門雇用者数(前月比)
予想166.0千人 前回187.0千人 結果
10.06 平均時給(前月比)
予想0.3% 前回0.2% 結果
昨夜はなんといってもADP雇用者数の発表でした。予想・前回よりも大きく下回る結果となり、株価上昇要因の大きなひとつとなっております。
インフレ上昇トレンドがこれで少し一服なのかまだ分からないところではありますが、それでもインフレ一辺倒ではなくなってきたのかもしれません。長期国債利回りも、これでそもそも頭打ちなのか、今後の経済指標発表に要注目です。
*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。
次に国債ですが、前述の発表をうけ、利回りが上昇しております。特に長期国債利回りが上昇したため、価格自体は下落しました。
20年国債ETFであるTLTは、1.41%↗となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは3.83%↗となっております。
*基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
逆に 利回りが下落すると国債価格は上昇します
昨夜は長期国債利回りが下落しておりましたので、国債価格は上昇。ちょっと握力が弱くなってきたところに上昇できる要因がでてきました。少し待ってみて状況を見極めたいと思います。
なお、株や国債などなんでもそうですが、買うときには以下を決めたうえで買うことを強くおススメします。
・買う理由 ・利益確定ライン ・損切りライン
*基本的に買った理由のストーリーからずれた場合は、損切りしたほうがよいです
(損切りするのは気持ち的にすごく難しいですが、早めの決断が大事です!!)
さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!)
ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。
●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.34%↗
◆構成銘柄トップ3
ユナイテッドヘルスケア:0.20%↗
ジョンソン&ジョンソン:0.07%↗
イーライリリィ :1.07%↗
昨夜このセクターは小幅な反発でした。S&P500で約0.8%上昇でしたので、もう少し上がってもよさそうですが、もともとヘルスケアセクターのボラティリティは大きくありませんので、このぐらいでしょうか。。。
●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:1.62%↗
◆構成銘柄トップ3
AMAZON :1.82%↗
テスラ :5.93%↗
ホームデポ :0.09%↗
こちらのセクターも上昇しておりますが、上昇幅は大きく特にテスラは約6%の上昇と相変わらず上げるときも下げるときも大きく動きますね。またAMAZONも反トラスト法(独占禁止法)の報道で下げておりましたが、昨日は少しその分を取り戻した感じとなっております。ただ、まだまだ大きな上昇は見込めませんので、様子見でよいと考えてます。
●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.61%↗
◆構成銘柄トップ3
プロクター&ギャンブル:0.32%↗
ペプシコ :0.72%↗
コカ・コーラ :0.27%↗
こちらのETFはご覧のとおり小幅に上昇しております。昨年もちょうど同じ日付あたりで上昇展開しておりますが、今年はどうなるか。。これからの経済指標発表次第ではあるかと思います。ただ、このセクターはどんなときでも必要になりますので、長期で見た場合は米経済が上昇していくのであれば、それに追随して上昇していく傾向にあります。
最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
18.58(6.06%↘)
昨夜の恐怖指数は反転して下落しております。前述の雇用者数が発表され、インフレ懸念が和らいだためです。
FX ドル円:149円付近で横ばい
昨夜の雇用者数により、インフレ懸念が和らいだため、米金利は下落・日本金利は変わらずと予想され、日米金利差は縮小されるので、基本的な考え方に則ると、もう少し円高に振れるはずですが、昨日はあまり大きく動きませんでした。為替介入は果たしてあったのか!?今後もあるのか!?150円を超えてくると、また要注意です。
*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)
貴金属系:小幅下落 新興国ETF:小幅な値動き バラつきあり
●●●●●貴金属系●●●●●
◆貴金属系ETF
GLD:0.01%↘ SLV :0.66%↘
GDX:0.61%↘ GDXJ:1.09%↘
貴金属・金鉱株ETFは小幅ではありますが、下落しております。このセクターでは、金利高止まり予想が続いているかと思れます。
●●●●●新興国ETF●●●●●
◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア 0.72%↘ EPIインド 0.32%↘
FMフロンティアセレクト 0.47%↗ EPHEフィリピン 0.52%↗
EWMマレーシア 0.39%→ EWZブラジル 0.20%↗
VNMベトナム 2.09%↗
昨夜はバラつきがある結果となりました。
EPIインドはちょうど週足チャートで下落クロスを形成しかけております。また移動平均線にもタッチしそうなところまで下落してきておりますので、もう少し様子見しますが、そろそろ資金準備に少しずつ入ろうかと考えております。
MMFに眠らせておいた資金などをかき集めて、きたるときのために準備し始めます。
まとめ
昨夜はADP雇用者数が発表され、予想を大きく下回る結果となりました。そのため、インフレ懸念が落ち着き、株価は上昇しております。ただ、今週もまだこれ以外に経済指標は発表されます。
雇用関連の経済指標が多いため、昨夜同様の結果がで始めると、インフレ頭打ちか!?となりますので、株価は上がってくるかと思われます。
ただ、そんなことは誰にも分かりませんし、相場の格言である『頭と尻尾はくれてやれ』ということですので、底値で買えることなんてほぼあり得ません。ですので、買うときは少しずつ少しずつにしておきましょう。
さぁ今週も後半に入りました。
あと2日自分なりに成果を出しつつ週末を迎えたいと思います。
それでは今日もいろいろあると思いますが、いろいろあるのが人生!
起きたことは起きたこととして、次どうするかを考えていきましょう。それでは今日も自分なりにがんばっていきましょう。
(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)
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