【リーマン投資速報,米国編】’23.9.19 JST

投資

米国相場:主要3指標は小幅上昇


おはようございます。みなさん、3連休でしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。家族サービスや仕事のかた、いろいろあったかと思いますが、今週もいいことがあるように、行動していきましょう。

まず自己紹介ですが、私は40代サラリーマンで投資をし始めて4年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。(ぜんぜん公開しておりません。。。申し訳ございません。)

投資銘柄は日本の個別株・つみたてNISA・ジュニアNISA・iDeCo・米国ETF・新興国ETF・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ETFに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要3指標ですが、昨夜は以下の結果となりました。

S&P500 0.07%↗
NASDAQ 0.01%↗ (NASDAQ100 0.15%↗)
NYダウ   0.02%↗


ご覧のとおり、昨夜の主要3指標は小幅に反発しました。ただ、今週水曜日(日本時間:木曜日 am3:00)に発表されるFOMC待ちなのでしょうか。だいたい織り込んでいるとは思いますが、それでもかなり注目度が高いということでしょうかね。
またドル指数は下落、国債利回りは短期上昇・長期は下落しております。

今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

9.19 住宅着工件数
        予想1442千件   前回1452千件    結果
9.21 FRB政策金利発表
        予想5.5%     前回5.5%      結果
9.21 新規失業保険申請件数
        予想         前回220千件     結果

昨夜は日本市場は祝日のためお休み、米市場はあいておりましたが、特に大きな経済指標発表はありませんでした。今週は注目の経済指標はご覧のとおり、あまり多くはありませんが、政策金利に注目です。

*私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
前述のとおり、長期国債利回りは下落しておりましたので、
20年国債ETFであるTLTは、0.57%の上昇となっております。また一部の方に人気がある20年国債ブル3倍ETFであるTMFは1.40%の上昇となっております。
*基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
 逆に   利回りが下落すると国債価格は上昇します

価格は少し戻してきてますが、それでもまだまだかなりの低水準です。おそらく市場予想では、今年の利下げはほぼ確実にないとの予想から、長期国債価格が上昇してくるのも、もう少し先かと思われます。TMFを持っている方はそこまで持つ覚悟を持ったほうがよいと思います。

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、SBI証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約1年前後の償還で約5%の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のETFや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。(なお、通常は遠い未来のほうが先行きが分かりませんので、債権利回りは高くなりますが、現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です!

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●VHT:へルスケアセクターETF●●●●●
昨夜結果:0.30%↘

◆構成銘柄トップ3
 ユナイテッドヘルスケア:0.12%↘
 ジョンソン&ジョンソン:0.59%↗
 イーライリリィ    :0.78%↘

こちらのETFの日足チャートを見ていると、きれいに上下を繰り返しながら、それでも上値が切り下げている三角持ち合いを形成しているように見えますので、直近では注意が必要かと思われます。

●●●●●VCR:一般消費財セクターETF●●●●●
昨夜結果:1.09%↘

◆構成銘柄トップ3
 AMAZON   :0.29%↘
 テスラ      :3.32%↘
 ホームデポ    :1.31%↘

こちらのETFはそろっての下落となりましたが、週足チャートをみてもまだ大きくは下落しておらず、移動平均線付近にずっといる感じです。ただ、MACDは下落トレンドですので、こちらもまだインするには早いかと私は考えております。

●●●●●VDC:生活必需品セクターETF●●●●●
昨夜結果:0.09%↗

◆構成銘柄トップ3
 プロクター&ギャンブル:0.37%↗
 ペプシコ       :0.25%↘
 コカ・コーラ     :0.61%↗

こちらのセクターは先週末と比べて少し反発しておりますが、週足チャートではかなりの下落トレンド。。。まだまだインするには早そうです。

最後にVIX指数です。恐怖指数と呼ばれているこの指数ですが、投資家がどれだけ臆病になっているかどうかを表すものとなります。
14.00(1.52%↗)

最近は少し下落しており、恐怖感は和らいでおりましたが、このチャートのMACDは上向きのクロスを形成しつつあります。FOMCのあと、どうなるのか。。。

なお、私のような順張りのかたは、20から意識し始め、25場合によっては30を超えたあたりから少しずつ買い増すように考えたほうがよいかと思います。(もちろん自己責任でお願いします)

FX ドル円:一時147円半ばで横横

147円半ばで横横となっており、あまり大きくは動いておりません。先週末の148円付近から下落してきております。過度な円安はよろしくないので、もうこのあたりを上限にしてほしいところですが、日本の金利よりも米経済が堅調のため金利高止まりなので、もう少しこの傾向は続くかと思われます。

*アメリカ:金利高水準で維持(もしくは上昇)、日本:まだまだ低金利
 お金は原則、金利が低いほうから高いほうに流れます。日米金利差が上記のとおり開いてお
 りますので、ドル円も上昇基調となります。(普通に考えて金利が高いほうにお金を預けま
 すよね!?と考えれば理解しやすいかと思います)

なお、わたしはサラリーマンではFXはしないほうが良い派です。なぜなら上げ下げが気になりすぎて、睡眠が削られたり、本業の時間も気になってしまうからです。また、レバレッジをかけていると尚更です。。
まったく気にならない人やFXが楽しいんだというかた、また1日のなかで短時間だけFXをやれる人はよいかもしれませんし、わたしがとやかく言うことはないのですが、これから投資をしようかなとか、FX始めようかなとか、投資初心者のサラリーマンの方などは、まずは避けたほうがよいかと思います。

*ただ、相場観が身に染みてよく分かるので、勉強のために数回やってみるというのは全然ありだと思います

貴金属系:GLD・SLV上昇 新興国ETF:EPI今日も一服

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ETF
 GLD:0.58%↗  SLV :0.97%↗
 GDX:0.10%↗  GDXJ:0.19%↘

昨夜はGLD・SLVは揃って上昇しましたが、金鉱株についてはGDXJ小型だけ下落とちぐはぐな動きとなりました。貴金属系はFOMCの結果によっては大きく左右されますので、まずは待ちたいと思います。

●●●●●新興国ETF●●●●●

◆新興国ETF(独断と偏見チョイス)
EIDOインドネシア   0.30%↘  EPIインド    0.08%↘
FMフロンティアセレクト 0.18%↘  EPHEフィリピン 0.08%↗
EWMマレーシア     0.16%↗  EWZブラジル   0.03%↗
VNMベトナム      0.94%↘

昨夜はあまり大きく動いた銘柄はありませんでした。EPIについては、今日も下落しており少し一服でしょうか。それでも小幅下落なのでまだまだ高水準ですが、MACDは下落クロスを形成し始めているように見えますので、少し注意が必要です。

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはMMFに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も4.8%前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

先週は経済指標発表が目白押しでしたが、今週はFOMCに注目していきましょう。ただ、市場がびっくりするようなことは起きないかと思いますので、結果だけチェックですね。9月も後半に入り、はたして9月の下落アノマリーは今年も当てはまるのか、今年は違うのか、結果はもう少し先にならないと分かりませんが、私は少し静観の考えです。

ただいつも書いているとおり、ポジションを持つにしても少しずつ少しずつ少額からやっていきましょう。いきなり多額を突っ込むと、含み損を見たときに自分でもびっくりし、すぐに損切りすることになりかねませんので。。。自分のリスク許容度がどこまでなのかがまだ分からないうちは、少しずつが基本です。

また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。(少し上級者になると下落しているときに長期積み立ての額を増やすと、より資産は増えることになります)たとえリセッションがきて、数10%下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出ないので、淡々と積み立てていくことが大事です。今のうちにご自分で数10%下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はIG証券・FOREX・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください!(影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もGOODです!)かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はFOREXを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはMooMoo証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います!

さぁ今週サラリーマンにとっては短い1週間となります。その分生産性を上げていきましょう。(自分に言ってます)

それでは今日もいいことも悪いこともあるかと思いますが、ボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー

(投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください)

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