米国相場：ＰＰＩ発表　インフレはまだ落ち着いてない！？

おはようございます。今週も始まりましたーお盆時期みなさんどのようにお過ごしでしょうか？台風がとうとう直撃してしまっている地域もありますので、くれぐれもご注意ください。

まず自己紹介ですが、私は４０代サラリーマンで投資をし始めて４年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。また近々私のポートフォリオを公開しようかと考えております。

投資銘柄は日本の個別株・つみたてＮＩＳＡ・ジュニアＮＩＳＡ・iDeCo・米国ＥＴＦ・新興国ＥＴＦ・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ＥＴＦに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いていきます。

基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要３指標ですが、以下の通りの結果となりました。

Ｓ＆Ｐ５００　約０．６％↗
ＮＡＳＤＡＱ　約１．１％↗
ＮＹダウ　　　約０．１％↗

昨夜は中国経済の景気減速懸念などから、ドルが強い結果となりました。特にＮＡＳＤＡＱは約１％の反発となりましたが、そろそろ市場関係者はバケーションの時期ですので、出来高は少なく終わっております。

また今週の主な経済指標発表は以下の通りです。

８．１５　小売売上高（前月比）　　　
　　　　　　　　予想０．４％　前回０．２％　結果Ｘ．Ｘ％
８．１６　住宅着工件数　
　　　　　　　　予想１，４５０千件　前回１，４３４千件　結果Ｘ，ＸＸＸ千件

今週はそこまで経済指標発表がたてこんでいないですが、逆に言うと少しの動きで振れ幅が大きくなる可能性があります。

なお、私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

次に国債についてです。
国債価格は前述のドルが強いことや、本日夜に発表される小売売上高が堅調な伸びとなる予想であることを受け債権利回りが上昇、その結果債権価格は下落という考え方になります。

わたしが好きな２０年国債ＥＴＦであるＴＬＴは、昨夜約０．２％の下落となりました。
ただし、私は長期での利益を考えているため、まだまだホールドです。ホールド握力が弱くなってきますが、まだ耐えていきたいと思います。
＊利回りが上昇すると国債価格は下がります

さて著名投資家ウォーレン・バフェットも買った国債ですが、これは短期国債となります。今は利回りがよいので国債購入を検討されている方は、ＳＢＩ証券などで買えるトレジャリーボンドを検討してみてもよいかもしれません。なんといってもアメリカという超大国の信用力があるトレジャリーボンドやトレジャリーストリップスを選べば、約１年前後の償還で約５％の金利がつきますので、大きく資産を減らしたくない方にはよい商品かと思います。例えば、最近は短期の利回りが非常に高いので、投資資産の中心に債権を置き、リスクをとれる金額でその他のＥＴＦや個別株などを検討してみてもよいかもしれません。（現在は長期金利と短期金利の利回りが逆転してますので、短期のほうがお得です！）

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの結果となります。

●●●●●へルスケアセクターＥＴＦ　ＶＨＴ●●●●●
昨夜結果：約０．３％↗

昨夜は主要指標もあがっておりこちらのセクターも、もう少し上がるかと思いましたが、結果は０．３％止まり。。。個人的にはもう少し上がって欲しかった。。。

構成銘柄トップ３は以下のとおり。

◆◆◆構成銘柄◆◆◆
　ユナイテッドヘルスケア：約０．６％↗
　ジョンソン＆ジョンソン：約０．２％↘
　イーライリリィ　　　　：約２．１％↗
日足レベルでのＭＡＣＤも上昇クロスとなり、ほかのセクターが伸び悩むなか、こちらは夏枯れ懸念はあるものの少し上昇トレンドになりそうです。

●●●●●一般消費財セクターＥＴＦ　ＶＣＲ●●●●●
昨夜結果：約０．３％↗
こちらのセクターも最近は横横が続いております。ただ、週足チャートでのＭＡＣＤはまだ下落のクロスはしていないものの（設定次第のところはありますが）、注意が必要です。

構成銘柄トップ３は以下のとおり。

◆◆◆構成銘柄◆◆◆
　ＡＭＡＺＯＮ　：約１．６％↗
　テスラ　　　　：約１．２％↘
　ホームデポ　　：約０．３％↘

●●●●●生活必需品セクターＥＴＦ　ＶＤＣ●●●●●
昨夜結果：約０．５％↘

こちらのセクターはすでに下落トレンドに入っております。また週足チャートのＭＡＣＤは下落クロスに入るところとなっており、こちらはもう秋までは一旦Ｄｏ　Ｎｏｔｈｉｎｇで考えております。

構成銘柄トップ３は以下のとおり。

◆◆◆構成銘柄◆◆◆
　プロクターアンドギャンブル：約０．８％↘
　ペプシコ　　　　　　　　　：約０．２％↘
　コカ・コーラ　　　　　　　：約０．５％↘

ＦＸ　ドル円：一時１４５円台半ばまで上昇

貴金属系：揃って下落　新興国ＥＴＦ：ＥＩＤＯのみ上昇　それ以外下落

貴金属系は前述のドル強しの影響で、貴金属系は揃って下落となっております。
また金鉱株についても今日は連動して動いており、下落しております。

以下は私がウォッチしている貴金属系ＥＴＦの値動きとなります。
ＧＬＤ：約０．３％↘　　　ＳＬＶ　：約０．４％↘
ＧＤＸ：約１．７％↘　　　ＧＤＸＪ：約１．４％↗

ただ、最近はＧＤＸＪよりもＧＤＸのほうが値動きが大きい場合がよくあり、昨夜もＧＤＸのほうが大きい値動きでした。利上げストップ、利下げを市場が織り込み始めると金鉱株は上昇トレンドに入ると思いますので、そこまでガマンしますが、ＧＤＸとＧＤＸＪどちらをどれだけ買うかは充分に考えていきたいと思います。
＊ＧＤＸ：金鉱株ＥＴＦ　ＧＤＸＪ：中小型金鉱株ＥＴＦ

新興国ＥＴＦは経済指標発表を反映したかたちとなり、軒並み下落となりました。私はまだポジションがあったＥＰＩについては昨夜売り、よっぽどのことがない限り秋まで戻ってこないつもりです。
ＥＩＤＯインドネシア　　　０．８％↘　　ＥＰＩインド　　　　０．３％↘
ＦＭフロンティアセレクト　０．１％↘　　ＥＰＨＥフィリピン　１．１％↘
ＥＷＭマレーシア　　　　　０．４％↘　　ＥＷＺブラジル　　　０．７％↘

なお、今夏枯れ相場で少し投資タイミングを控えていて、遊んでいる資金がある場合は、下落すると踏んで売りから入ってもよいですが、別の方法としてはＭＭＦに一時的に預けておくという方法もあります。
ブラックロックやゴールドマンサックスなどが提供しておりますので、信頼度もあり金利も４．８％前後あります。ぜひご一考ください。

まとめ

今週は力強い経済指標発表があり、下落銘柄が多かったように思います。アノマリー的には、本格的な下落は８月後半から９月にかけてだと思いますので、１年間で短期で投資をされているかたはもっとも注意が必要な時期となっております。

今週はＣＰＩ・ＰＰＩが発表されました。毎週毎週経済指標発表で忙しいですが、短期や中期レベルで投資をされているかたでも確認だけはしていきましょう。また、長期で積立投資をされている方は下落していたとしても淡々と積み立てていきましょう。たとえリセッションがきて、数１０％下落して含み損が発生してもです。下落したときに買っておかないとその後上昇したときに大きく利益が出るためです。ご自分で数１０％下がったときの気持ちを想像し、耐えられるようにしておきましょう。

なお、経済指標カレンダーの確認ですが、私はＩＧ証券・ＦＯＲＥＸ・マネックス証券を見てます。そのなかでも特にマネックス証券の経済指標カレンダーが特に見やすいですので、皆さんも見てみてください！（影響が大きいものだけ絞り込むなど機能もＧＯＯＤです！）かなり見やすいです。なお、もう少し詳しく見てみたい方はＦＯＲＥＸを見てください。その経済指標の説明が表示されますので、勉強になります。

あと、このブログはＭｏｏＭｏｏ証券を見ながら書いていることが多く、チャートもニュースも見やすく、とても使い勝手がよいです。実際の取引がまだできないところが・・・ですので、今後期待したいと思います！

サラリーマンの方は昨日からお盆休みの方も多いかと思いますので、リフレッシュできればと思います。お盆休み中は頭から仕事のことを消してしまい、しっかり遊んでまた休み明けに仕事に集中できるようにしたいと思います。
ただ、台風はいやです。。。なんとか最小限の影響ですんでほしいところです。

それでは本日もボチボチ、ホドホドに、それでも少しはがんばっていきましょー

（投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください）