米国相場：ＰＰＩ　ＦＯＭＣ議事要旨　発表　主要３指標続伸

おはようございます。今週も早いもので週の後半にきました。なかなか考えることが多く、気持ち的にタフなここ数日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。４０代サラリーマンの方だと、同じような方はいらっしゃるのではないでしょうか。。。

まず自己紹介です。
私は４０代のサラリーマンで、投資を始めて４年目のごくごく普通の一般人です。まだまだ投資の勉強中の身でありながらも、資産額は少しずつではありますが、右肩上がりを維持しております。色んな方々から勉強させてもらい、日々勉強しております。もしよろしければ一緒に勉強し、ご意見やご指摘などありましたら、コメントしていただけると大変励みになります。

投資対象は日本の個別株・つみたてＮＩＳＡ・ジュニアＮＩＳＡ・iDeCo・米国ＥＴＦ・新興国ＥＴＦ・米国国債をしております。ただ、日本の個別株は早く利確し、日本の高配当株か米国高配当ＥＴＦに切り替えたいと考えてます。このブログではそのなかでも米国相場を中心に書いております。

また基本的な考えは、使える制度は使ってお得に投資ができればと考えてます。

さて米国相場の主要３指標ですが、昨夜も続伸という結果でした。

Ｓ＆Ｐ５００　０．４２％↗
ＮＡＳＤＡＱ　０・７１％↗　（ＮＡＳＤＡＱ１００　０．７２％↗）
ＮＹダウ　　　０．１９％↗

次に、今週の主な経済指標発表は以下の通りですが、昨夜はＰＰＩ生産者物価指数が発表されました。

１０．１１　生産者物価指数ＰＰＩ（食品・エネルギー除くコア）前月比
　　　　　　　　予想０．２％　　　　前回０．２％　　　　結果０．３％
１０．１１　生産者物価指数ＰＰＩ　前月比
　　　　　　　　予想０．２％　　　　前回０．７％　　　　結果０．５％

１０．１２　消費者物価指数ＣＰＩ（食品・エネルギー除くコア）前月比
　　　　　　　　予想０．４％　　　　前回０．６％　　　　結果
１０．１２　消費者物価指数ＣＰＩ　前月比
　　　　　　　　予想０．４％　　　　前回０．３％　　　　結果
１０．１２　新規失業保険申請件数
　　　　　　　　予想２１０千件　　　　前回２０７千件　　結果
１０．１３　ミシガン大学消費者信頼感指数
　　　　　　　　予想６７．４　　　　前回６８．１　　　　結果

基本的に指標は前月比を記載しており、
昨夜のＰＰＩは予想よりも上回りましたが、伸び率は鈍化傾向と市場は判断し、インフレ鈍化→金利上昇は終了（国債利回り下落）との考えより、主要３指標は続伸となっております。

＊私は各指標について前年比と前月比が発表されますが、前月比のほうが市場に反映されやすいと考えております。理由は前月比のほうが直近の動向が反映されるからです。

また昨夜はＦＯＭＣ議事要旨が発表され、当局者からのハト派発言もあり、金利は今後安定的に推移するのでは！？という予想となりました。

次に国債です。
前述のとおり、ＦＯＭＣ議事要旨発表により金利上昇は一服、そうなると長期国債利回りは下がってくるため、価格自体は上昇となります。

よって私が保持している２０年国債ＥＴＦはご覧のとおり、大きく上昇しました！
２０年国債ＥＴＦ　　　　　ＴＬＴ　：　２．０８％↗
２０年国債ブル３倍ＥＴＦ　ＴＭＦ　：　６．２０％↗

＊基本的に、利回りが上昇すると国債価格は下がります
　逆に　　　利回りが下落すると国債価格は上昇します

私の投資対効果は、まだまだ長いトンネルですが、少しだけトンネルの先に光が見えてきたような気配です。ホールドしててよかった～
ＴＬＴ：－２５．０４％　ＴＭＦ：－６４．９３％
（ただ含み損のまま損切りしないといけなくなるかもしれませんが・・・）

これは注意点ですが、私のように含み損を大きく抱えないように、買うときには以下を決めたうえで買うことを強くおススメします。
・買う理由　・利益確定ライン　・損切りライン
＊基本的に買った理由のストーリーからずれた場合は、損切りしたほうがよいです
　（損切りするのは気持ち的にすごく難しいですが、早めの決断が大事です！！）

なお、債権自体はまだまだ約５％超の高利回りですので、安定的に運用したい方は検討してみてもよいかと思います。

例）ＳＢＩ証券の外貨建てトレジャリーボンド
償還０．７年　利回り：５．１４６％　利率：１．７５０％

わたしも勉強のために、資金の一部をこのような債権に資金を入れております。

ここからは私の独断と偏見でチョイスしたセクターの内容となります。

●●●●●ＶＨＴ：へルスケアセクターＥＴＦ●●●●●
昨夜結果：０．５４％↘

◆構成銘柄トップ３
　ユナイテッドヘルスケア：０．０４％↘
　ジョンソン＆ジョンソン：１．３７％↘
　イーライリリィ　　　　：４．４６％↗

ＥＴＦ自体は一服となりましたが、イーライリリーが大幅上昇。これは別会社ではありますが、治療薬試験に早期で成功したためです。
イーライリリィの週足チャートをあらためて見ると、今年は底値から約１９０％（２倍近く）も株価が上昇しております。

●●●●●ＶＣＲ：一般消費財セクターＥＴＦ●●●●●
昨夜結果：０．３０％↗

◆構成銘柄トップ３
　ＡＭＡＺＯＮ　　　：１．８１％↗
　テスラ　　　　　　：０．２３％↘
　ホームデポ　　　　：０．４０％↘

こちらのセクターはＥＴＦとしては続伸。日足チャートでは上昇傾向となっております。またＡＭＡＺＯＮが強かった一方で、テスラは決算発表前で様子見状態か！？出来高もあまり多くありませんでした。

●●●●●ＶＤＣ：生活必需品セクターＥＴＦ●●●●●
昨夜結果：０．６０％↘

◆構成銘柄トップ３
　プロクター＆ギャンブル：１．２５％↘
　ペプシコ　　　　　　　：１．０８％↘
　コカ・コーラ　　　　　：０．５７％↘

ペプシコ、コカ・コーラが大きく上昇した反動で、昨夜は下落となっております。プロクターアンドギャンブルも約１．２％下落しており、構成銘柄は軒並みの下落となっております。
昨日までは少し反発しておりましたが、まだまだ先が読めない状況です。

最後にＶＩＸ指数です。恐怖指数と呼ばれていますが、投資家がどれだけ恐怖になっているかどうかを表す指標です。
１６．０９（５．５１％↘）

昨夜の恐怖指数は前述のＦＯＭＣ議事要旨とＰＰＩが発表され、金利上昇懸念が落ち着いたため、この指数は下落しております。

買いを検討し始める２０には、まだ差があります。

ＦＸ　ドル円：１４９円台まで上昇

貴金属：反転上昇　金鉱株：続伸　新興国ＥＴＦ：おおむね小幅上昇

●●●●●貴金属系●●●●●

◆貴金属系ＥＴＦ
　ＧＬＤ：０．７２％↗　　ＳＬＶ　：０．９７％↗
　ＧＤＸ：１．８３％↗　　ＧＤＸＪ：１．５２％↗

貴金属系ＥＴＦは反転上昇しております。
金鉱株系ＥＴＦは昨夜も上昇。力強く続伸です！
週足チャートではまだＭＡＣＤが上昇トレンドはまだ形成できておりませんが、日足チャートでは上昇トレンド中。

まだトレンドがどうなるか分かりませんが、私は少しだけ買い増しました。

●●●●●新興国ＥＴＦ●●●●●

◆新興国ＥＴＦ（独断と偏見チョイス）
ＥＩＤＯインドネシア　　　０．０９％↗　　ＥＰＩインド　　　　０．１３％↗
ＦＭフロンティアセレクト　１．１９％↗　　ＥＰＨＥフィリピン　０．２８％↘
ＥＷＭマレーシア　　　　　０．５０％↗　　ＥＷＺブラジル　　　０．４２％↗
ＶＮＭベトナム　　　　　　０．７４％↗

昨夜もご覧のとおり、私チョイス銘柄はおおむね全面的にプラスとなっております。
（ＥＰＨＥフィリピンだけは下落ですが小幅な動きです・・・）
ただ全体的に小幅な動きとなっております。

私は日足チャートでまた強さを取り戻してきたＦＭに再チャレンジです。ここからは長期でバイアンドホールドですので、定期的に買い増し予定です。１つの国のＥＴＦより安定的かと思いますので、まずはＦＭ。そのあとＥＰＩインド・ＶＮＭベトナム・ＥＷＺブラジルと買う予定ですが、これらの国の比率はＦＭからは下げようと考えております。

まとめ

昨夜はＦＯＭＣ議事要旨　と　ＰＰＩ生産者物価指数　が発表され、金利上昇は先が見えてきた感が出てきました。
当然、これからの経済指標でまだ分からない部分はありますが、一旦は懸念払拭感が出ております。

そのため、長期国債利回りは下落　→　長期国債価格は上昇　となりますので、ＴＬＴやＴＭＦの握力が強くなってきます。

ただ、今日もＣＰＩ消費者物価指数が発表されますので、こちらにも注目していきましょう。

それでは今週後半、いろいろと考えることが多くありますが、ボチボチ無理しない程度にいきましょう。心身ともに健康が１番。これが１番大事ということを忘れず、今日も乗り切っていきましょう！

（投資は個人の責任・判断となりますのでご了承ください）